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宮島の歴史ある町家を活用した広島工業大学地域環境宮島学習センターを拠点に展開する大学教育の実践報告
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行灯は、「町家通りの会」が実行。3,000円で一つひとつ行灯を自作し、1,000円づつ出し合い張替えをみんなで行う。自分たちで手がけるプロジェクトがずっと続いている。
あたりが薄暗くなって、仕事もひと段落したころ、みんながぎゃらりぃ宮郷に集まり、わいわいガヤガヤと楽しい2時間半の共同作業がはじまる。7時半から10時くらいまで。15人くらいが寄ってたかって手と口を動かす。 今回の行灯は、芸州厳島図会の絵図をプリントしたものに早変わり。芸州厳島図会とは、先日の論文でも紹介した、あの江戸の宮島の光景が大胆かつ繊細に描かれた絵図のことで、それを描かれている場所と実際の場所を結びつけて、軒下に展示していく。 口を動かすことで得た話のなかからいくつか。 この行灯の張替えは、1,2ヶ月ごとに行われる。最初はそのたびに自分たちで描いていたけれど、次第に行灯について噂を聞きつけた人たちの中から、自分も描きたいという人が出てきて、今では自分たちが描く機会が少なくなったこと。 でも、いろんな人の絵が加わることで、レヴェルはあがってきたし、最初は水彩の絵だけだった行灯も、今回のように厳島図会を印刷したものや、色和紙の切り絵など、アイデアも充実してきたこと。 町家通りだけでなく、表参道から町家通りへアプローチする路地にも行灯を展開しようと思っていること。 などなど、いろんな話を聞けた。 ここでは、みんなで手がけているところが面白い。面白いから、このプロジェクトは続いているし、行灯の数も増え、まちの魅力も増大する。 平川 * コメント *
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