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宮島の歴史ある町家を活用した広島工業大学地域環境宮島学習センターを拠点に展開する大学教育の実践報告
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しゃぼんだま飛んだ、屋根まで飛んだ……、
夕方、宮島の町家通りを歩いた。子どもたちがしゃぼんだまで遊んでいた。家の前の小さな空地できゃっきゃとはしゃいでいた。 歌のように悲しい空気が張り詰めていたわけでもないけど、ふと浮かんできた。 何気ない光景なのに、それがなぜか無くなりそうな気がして。 子どもが自由に遊ぶ光景を写真で撮ることが、思うようにできない。怪しまれる。道草する子どももいない。物騒だから。そんなの窮屈でいやだ、という声も聞くのに、日本中にそんなまちが広がっている。 平川 見学会って打とうとしたら、「見」が「軒」の字になった。でも、この軒、道に彩りを与える重要なポイントである。軒を見学するのも面白い。
例えば、軒がつらなると道に奥行きが生まれる。そしてその軒が低いとスケールダウンして、空間に適度な落ち着きをもたらす。しつらえに関しても、軒下には植栽、開口部、縁石など、町並みを彩る要素が組み込まれている。「軒」は日本の外部空間のかなめであることが分かる。 平川 宮島には桜が多い。それも意外と隠れた場所あるのだ。
商店街より一歩奥に入った斜面。へばりつくように走る小径を行くと、満開の桜が覆いかぶさるように枝を広げている。ちょっと上の広場で海を振り返ると、黒い瓦の屋並みにあいまって、桜がほんのりと浮かんで美しい。 ゆっくりと歩きながら桜を楽しむのも、格別なのだ。 平川 今日は、狸と犬の話。
狸は、漢字にしてみると、猫に似ている。でも、居場所は違う。基本的に山にいるはず。 偶然、白い狸を見た。白い狸は以前も見ているが、今日はカメラを持っている。とらえてやるぞと気張ったものの、真夜中だったので暗さに太刀打ちできず失敗。 |
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